⑦LSEについて
皆様、回していますか?
今回は、Roux methodの醍醐味でもある「LSE」について書き綴ります。
今までのブログの通り、D面白・L面緑・R面青で説明します。
LSEは3ステップの段階があります。
1)EO(エッジオリエンテーション)
2)LR(LR面の完全一面完成)
3)M列若しくはセンター調整(別枠で書きます)
という具合です。では順番にご説明申し上げます。
「CMLL」が終わった段階で下記のようなキューブの状態になっていると思います。
U面のコーナーの「色」「位置」も一致している状態です。
もしこの時点で、U面のセンターが黄か白ではない場合、M列調整して、黄か白にしてください。
SBが終わる時点で最後「R」でスロットインするときに「Rw」
「R'」でスロットインするときに「Rw’」と2層回しにすると、一気にセンター調整までできます。これも手数を減らす一つの方法です。
最終的にU面は黄、D面は白になります。
つまり、
U面で見えている、オレンジと赤のエッジを黄か白にする
D面で見えている、エッジを黄か白にする。
このエッジ達で、黄か白ではないエッジをバッドエッジと呼びます。
バッドエッジは必ず偶数個になります。
そのためバッドエッジはU面2個、D面2個の状態です。
この画像から何故D面にバッドエッジが存在するのかは、
FDのエッジで既に黄が見えているため、D面のエッジは黄ではないということです。
そしてバッドエッジは必ず偶数個のため、D面も2個ということが分かります。
最初はD面を覗いて確認しても良いですが、画像の位置からFDのエッジ色を見て、
黄が手前に来ているとバッドエッジと判断できるようにしましょう。
ここで実行するのが、1)EOです。
具体的には、黄と白ではないバッドエッジを黄と白にします。
手順は下記で覚えるといいでしょう。
Kian氏の一覧表では、紫色のエッジがバッドエッジ表記されています。
y2と書いてあるのは、「今持っている状態から反対側から見たとき」の手順です。
持ち替えは必要ありません。
y2の手順を実施すれば、EO完成です。
今回の場合は、「M2 U M' U' M'」でEO完成です。
これで、U面とD面のエッジがすべて黄か白になります。
(ならない場合は、EO手順を見直して回してみてください)
次に2)LRです。
LR面を完全一面揃えます。
EO後このような状態になっていたとしましょう。
(最初のキューブからEO後の状態とは異なりますのでご留意ください)
L面とR面を揃えるということは、本ブログでは、L面緑とR面青が完全一面揃うということです。
まず、画像で見えている黄/緑と黄/青のエッジをD面にセット(持っていく)するところから始まります。
まず、この状態から「M2」します。
画像では見えませんが黄/青のエッジがBDの位置に来ました。
この状態からU'します。
これで黄/緑のエッジはUF面、黄/青のエッジはBD面と「対角の状態」にあります。
この対角の状態に持っていくことが大切です。
こういう状態です。
この「対角」は「逆の対角」でも問題ありません。
対角は2パターンあります。
1)UFとBD(写真と同様)
2)UBとFD(写真と逆対角)
兎に角、LRに該当するエッジを対角の状態にします。
そこから、「M' U2 M」をすると、LRのエッジがD面にセットできます。
「M' U2 M」でD面にセットできる場合もあれば、最後の「M」を「M'」しなければならないときもあります。
始めは一つ一つ丁寧に回して、どうなっているか確認しながらD面にセットしましょう(別枠で追記しますが、この辺りは状況によって、M列の回転数をキャンセルできます)。
D面にセットしたら、「M2」してLRを完全一面揃えます。
「M2」するということは、今見えている、FDの黄/緑のエッジがUBの位置に来ます。
つまり、UBコーナーに緑をセットしなければなりません。
ということは、この状態から「U」するとセットできます。
この状態から「M2」をするとLR面が完全一面揃います。
3)M列若しくはセンター調整
ここは、先読みの部分で説明が多いので、別枠で書き綴ります。
それまでに、EOとLRをマスターしてください(お願い)
エッジ3点交換・平面交換・センター交換の3つしか手順はありません(簡単)。
以上、
よろしくお願いいたします。
ブログ主へ:hili.rouxmthod@gmail.com