Roux method

Roux methodの解法について記載致します。動画説明:https://www.youtube.com/channel/UCVbx02VAJ42m8BV2c2b5C-g

④Roux method:SBの作り方

皆様、回していますか?

 

前回の記事、Cube Voyage様をはじめ、

色々な方にリツイートしていただいたため、

アクセスがたくさんあり、嬉しい次第です。

有難う御座います。

 

是非、この記事もリツイートお願い致します(宣伝

 

今回はRoux methodの第二ステップ「SB」の作り方をご説明申し上げます。

どのように書こうか悩みました。

かそきゅーぶ氏のサイトではビデオチュートリアル

「F2L的に処理してもいい」と仰っており、「F2L」も学ばないといけないのか!?

と、思う方もいるかもしれません。

 

ということで、

私なりに考えた揃え方をご紹介します。

 

SBの目標は「R面に1x2x3xのブロックを作る」ことです。

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SB完成の図

このような感じです。

 

※SBの注意点※

既にL面に1x2x3xのブロックを作っているため、

限られる回転は「U回転」「R回転」「M回転」「RとMを合わせたRw回転」です。

FBを崩さないように、SBを作ることがポイントです。

 

 

◆作り方

FBと同様に、

1)先にペアを作る

2)ペアを崩さないように、R面のエッジを入れる

3)スロットイン

という感じでしょうか。

 

では、順にご説明申し上げます。

今回は「青橙」のペアから見ていきます。

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青橙のペア

今はこの四角の位置にあります。

一端、「R」してU面に持っていきましょう。

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R後の青橙の位置

これでU面に来ました。今回は「U’」をします。

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U'後の青橙の位置

B面は見えていないですが、この一連の流れを考えてみましょう。

コーナー

 →「R」した際、白が右を向いている

 →そこから「U'」したので、白が奥を向いている状態

 

エッジ

 →「R」した際、橙が上を向きました。

 →「U'」では、色は変わりませんので、B面に青が来ています。

 

この位置関係から、「F2L」でペアを揃えるとなると…

「R U' R' U R」(計5手)です。所謂、「桂馬飛び」の形です。

 

しかし、RouxではM列が自由に使えるため、それを使ってみます。

手順は「M2 U M'」(計3手)です。

(かそきゅーぶ氏のチュートリアルでも2回転を1手として数えていたため、

こちらも1手としてカウントします)

 

まず、M2します。

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M2後の青橙の位置

M2なので「エッジ」のみ場所が変わりました。

見えないですが、エッジのD面に橙が来ています。

 

この状態から「U」をします。

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U後の青橙の位置

「U」をしたので、コーナーの位置がここに来ました。

エッジは変更ありません。

この位置関係でお気づきかもしれませんが、「M'」をすると、

エッジの見えている青がU面に出てきます。

つまり、「M'」でペア揃います。

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M'後 青橙のペア完成

これでペア完成です。

たまたまですが、R面にセットすべき、青白エッジ正しい位置にあります。

この「青橙のペア」を崩さず、スロットインします。

 

手順は「Rw U2 R2 U' R'」です。

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Rw後

※注意点※

ここではペアを崩さないように、R面のエッジを入れます

そのために、ペアをU面に残したまま、R面のエッジを入れることになります。

今回は「Rw」することでU面にペアが残ったままでしたが、

このペアがB面にある場合は、「Rw’」でペアをU面に残したまま、

R面のエッジを入れられます。臨機応変に対応しましょう。

 

R面のエッジがU面から逃げたので、「U2」します。

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U2

補足

R面のエッジがU面に残ったままだと、

U2」してもR面のエッジがくっついてくるため、Rwしたという意味です。

これで、ペアとR面のエッジが分離できました。

ここから「R2」します。

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R2後

青橙のペアとR面のエッジが崩れることなく、スロットインできそうな気がしてきましたね。

この状態から、「U'」すると…

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U'後

これで1x2x2のブロックができました。

ここから「R'」すると正しい位置にスロットインできます。

 

ここまでのまとめ

1)エッジ・ペアともにU面に上げる

2)M列を利用して、ペアを揃える

 →エッジをD面に下げて、コーナーを移動させペア完成させる

3)R面のエッジとペアを同時に処理する

 →ペアがU面に残るように「Rw」か「Rw’」しましょう。

4)R面のエッジとペアが分離できたので、スロットイン

 

という流れです。最終的に1x2x3を作ります。

RBスロットが入っていませんが、

これも1)~4)の流れを利用しましょう。

 

このブログの状態では、RFスロットインされているため、

「R’」してU面に上げる作業をしましょう。

(Rで上げると、RFの1x2x2のブロックが崩れます)

 

残りはRoux独特のスロットインを説明します。

 

パターン①:RFスロット

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「Rw U R'」または「Rw U Rw'」

既に青白エッジが入っている場合、

「F」でスロットインしたくなりますが、

「F」すると「FB」で作った、LFスロットが崩れます。

それを回避しながら、SBを作っていきます。

この場合、「Rw U R'」または「Rw U Rw'」でスロットインできます。

 

パターン②:RBスロット

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「Rw' U' R」または「Rw' U' Rw」

既に青白エッジが入っている場合、

「B'」でスロットインしたくなりますが、

「B'」すると「FB」で作った、LBスロットが崩れます。

この場合、「Rw' U' R」または「Rw' U' Rw」でスロットインできます。

パターン①と鏡写しのような手順ですね。

 

長くなりましたが、SBの作り方でした。

 

【追記】

SBについては、今後追記します。

 

以上、

ご確認の程、よろしくお願い致します。